ループ化して便利になった札幌市電の乗り方

スポンサーリンク
shiden

2018年に100周年を迎えた札幌市電

札幌市電は、1909年(明治42年)に「札幌軟石」の輸送線として山鼻 – 石切山間に敷設され、1912年(明治45年)市街地まで拡張した札幌石材馬車鉄道(のち札幌市街馬車軌道)を基としているそうです。

1918年(大正7年)に札幌電気軌道として開業、1927年(昭和2年)に市営化され、最盛期には札幌市内の東西南北を結ぶ総延長25 km余りの路線がありましたが、利用客の減少や地下鉄の建設により路線が縮小、一条線・山鼻西線・山鼻線の3路線を残すのみとなっていきました。
その後、2015年(平成27年)に西4丁目とすすきのの間が開通し、ループ化されました。意外とこのことが知られていないようです!ちなみに内回り、外回りがあります。

旧型の車両もあれば、最新のシリウスなど様々なかたちが走ってますので、それをみるのも楽しいです。旧型は、ステップがきついですので、ベビーカーやトランクは注意してください。

冬季は、除雪のために運転されるササラ電車が有名です。早起きして見に行きたいですね。

札幌市電のスムーズな乗り方、降り方

都電と微妙に違うのが、乗り方です。電停についたら、中ほどまで進んで乗車口の案内のところで待ちましょう。屋根が途切れるところだったりとわかりやすいと思います。電車が来たら、車両の真ん中のドアから乗ります。整理券などはありません。「優先席」がありますが、地下鉄同様、厳守されてますので、譲り合って座りましょう。降りる駅のアナウンスがあったら、バスのようにボタンを押し、降車口のほうに進みます。

料金は降りる時に運転手さんに支払います。もちろんSuicaも使えます。料金は一律200円(小人100円)、地下鉄乗継330円(小人160円)です。Suicaですと自動で乗継割引が清算されて便利です。
土日祝日には、市電専用1日乗車券「どサンこパス」を買いましょう。1枚370円(家族割引として同伴の子供1名が無料になる)ですので、2回ほど乗れば元がとれてしまいます!これは、降りる時に購入できますが、赤信号など電車が停まってるときに運転手さんから購入しておくのが通常のようです。両替やチャージも降りる前にあらかじめしておきましょう。

降りた後、狸小路駅以外は横断歩道を渡ります。ちゃんと信号を守らないで渡ろうとすると、横を車が普通に走っているので気を付けてください!

スポンサーリンク

札幌市電の路線図

市電は、さっぽろ駅は通ってません。
さっぽろ駅からは地下鉄で大通駅まで行き、乗継駅の西4丁目から乗ります。乗り換え時、地上まで階段をのぼることになるので、トランクがあるときは、近くの商業ビルなどのエスカレーターやエレベーターを利用したほうが便利です。
あるいは、地下歩道空間「チカホ」を10分ほど歩いて、西4丁目駅から乗ります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました