10月末くらいから、ニュースでは札幌の初雪予報が出されます。東京は、雪が降ると公共交通機関も乱れるので大騒ぎですが、私は車を運転しないこともあり、気楽に考えていました。
ただ、靴については、地元の人に聞いたりして、早めに準備をしました。雪が浸み込んで足先が寒いということで、ムートンブーツを避け、私はマイナスでも耐えられる有名な外国アウトドアメーカーのブーツを買いました。結局、初雪の日はあまり積もりませんでしたが、積雪があった日は、そのブーツを履いて、楽しくイルミネーションを観に行ったりしました。確かに、足先あったか!雪景色がとってもきれいで、夜も歩き回ることができました。
ところが次の日のことです。路面がツルツル、あたり一面でこぼこのスケートリンク!歩きたくても、滑ってしまいます。東京では、たいてい雪の次の日は、融け始めてしゃびしゃびしてますが、札幌は雪の表面が凍って、特に温度の低い朝晩はひどい状態なんです!
確かに、ニュース番組で「明日の朝は、アイスバーンに注意してください」と言ってましたが、車だけの話だと思っていました。特に、横断歩道はひどく、人も車もひっきりなしに通るので雪が積もらず、一見滑りそうに見えないこともあり、騙されます。これは、ブラックアイスバーンという、アスファルトの表面が氷に覆われた状態です。ブラックアイスバーンと言っても、白線部分のほうがもっと滑ります。信号機が変わる前など、焦って急いでしまったりすると、非常に危ないので、注意してください。
札幌市のツルツル路面について、詳しい情報を提供しているウインターライフ推進協議会によると、滑りやすい場所は
- 横断歩道
- ロードヒーティングの切れ目
- 地下鉄駅や地下街からの出入口付近
- 車の出入のある歩道
- バスやタクシーの乗降場所
- タイル張りの地下街や店内の出入口
だそうです。
ちなみに、ロードヒーティングとは、車道や歩道の舗装内に電熱線類または温水を循環させるパイプを埋設し路面を加熱して、雪を融かしたり凍結を防ぐためシステムです。
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